相手の悪いところや欠点を変えてあげよう、自分なら変えられると思っている人が結構います。そして、それを実行します。
民間であろうが国や地方公共団体であろうが、勤め先には、勤務する上でのそれぞれの決まりがあります。そしてその決まりを守って仕事を遂行していくことは、他人である人の集まりである集団の維持や集団の目的には必要です。決まりを守らなかったり、要求されている仕事がいつまでもできないのであれば、それらの集団から出されてしまっても当然だと誰もが思うことでしょう。
しかし、家庭内で行われる夫、あるいは妻への変えようという営みは、相手の人間性を否定してしまうような内容が多いような気がします。
最近は個性個性とよく言われますが、個性を伸ばせと言わなくても、一人一人が異なっていることは顔を見ればすぐ分かります。間違う人はいないでしょう。
もともと人間は一人一人個性があります。よく言われる通り、よいところもあれば悪いところもあります。
相手を変えようとする、ひいては相手を自分の思い通りの人間にしようという試みは、下手をすれば相手の人格を全部否定してしまうことになりかねません。
変えようとされた方は、作用反作用の法則で、反発をするでしょう。反発をされれば、変えようと思う方はもっとむきになって変えようとするでしょう。そうしますと、変われといわれている方は、怒り心頭し、相手を憎むむようになりましょう。
現実にこのような夫婦の例をいくつも見ることができます。
完璧な人間はいないはずですね。
相手をそのままで一人の人間として認め、一緒に生きていくのが夫婦の場合は一番よいのかもしれません。